震災から1年。東海地震が来る来ると言われている地域に住んでいるので、他人ごとではありません。大したことはできないけど、東北のものを買うことを心がけています。我が家のお米は岩手の『ひとめぼれ』です。コシヒカリよりコッチの方が好きなんですよねぇ。(*^_^*)
そして、我が家にとっても節目の日です。チャコがやって来て今日で3ヶ月がたちました。
今から1年前、私の実家には犬2匹、猫1匹がいました。いわゆる『スープの冷めない距離』に住んでいて、犬たちの夕方の散歩と餌やりは私の仕事でした。まぁ、2匹のうち1匹は私が拾ってきたワンコなので当たり前なんだけど。因みに犬猫共にみんな捨てられてた子ばかり。数年前に旅立っていったワンコも捨て犬でした。

やって来て2日目のチャコ
昨年の9月に17歳のワンコが2ヶ月の闘病の末旅立ちました。私たちの不注意からの怪我が原因だっただけに、本当に申し訳なく、今でも悔いが残っています。
11月にもう1匹のワンコが、年が明ければ19歳になるという手前で旅立ちました。老衰でした。ここ1,2年は目も見えなくなり、痴呆の症状も酷くなり・・・という状況でした。居なくなってしまったのはすごく寂しいけど、この子の場合は「やれるだけのことはしてあげれた」という思いもあり、ちゃんと「ありがとうね」と言って送り出せました。
そして、それから2週間も経たない12月にニャンコが19歳と半年で旅立ちました。老衰でした。このニャンコは母にベッタリな子で、母もかわいがっていたので母の受けたショックはかなりのものだったと思います。
3ヶ月の間に犬猫がみんないなくなってしまいました。

チャコ初めての散歩
実家は私が子供のころから常に犬猫が傍にいるという環境でした。しかも1匹ではなく2匹以上。30年もの間ペットがいないという状況になったことがありませんでした。それがあっと言う間に、次々と居なくなってしまったのです。みんな年齢が年齢なだけに覚悟はしていましたが、まさかこんな立て続けになんて・・・。
とにかく寂しい。それ以外にはありませんでした。両親も同じだったと思います。特に母の落ち込みようと言ったら・・・。父が「犬でも猫でもいいからまた飼ったらどうだ」と言うほどでした。
そんな時、犬猫がお世話になっていた獣医さんのところに「子犬里親募集」の張り紙が。母はその子たちが気になって仕方がない様子。でも、問い合わせてみるとその子たちはもうすでに引き取り先が決まってしまっていました。
ところが、獣医さんから「このご家庭にはまだいっぱい犬がいて里親を探している」ということを聞きました。多頭飼育のご家庭で、市の指導も入ってしまって、もしかすると犬猫は保健所に連れて行かれるかもしれない、という話でした。

我が家にも少し慣れてきたころ
犬猫がみんな旅立ってしまってから数日しかたっていませんでした。こんなに早く新しい子を迎えていいものか。なんか薄情じゃないか。今までの子たちのこと忘れちゃうの ?
色々思うところはありました。でも寂しさの方が勝ってしまった。きっと、1匹ずつ1年おきぐらいに旅立っていたなら違っていたかもしれないなぁ、とも思います。
チャコに初めて会ったのは昨年の12月11日。生後8ヶ月でした。抱っこさせてもらったらもう手放せなくなっていました。(笑)
その後、「やっぱり今までの子たちが忘れられない。この子を世話をできない」なんて母が言いだし、ゴタゴタしましたが、獣医さんの「このままだとこの子は保健所行きかもしれない。この子を助けると思って」という言葉もあり、晴れてチャコは我が家の家族となりました。あんなことを言っていた母も、今や目じり下がりっぱなし状態です。
今チャコは実家と私の家とを行き来する生活です。やって来てまだ3ヶ月。正直、信頼関係はまだまだですが、ここ1ヶ月くらいで表情も変わってきたし、遊びに誘ってくれるようにもなりました。
旅立っていった子たちのことを忘れることはできません。思い出さない日は今でもありません。今でも涙が出てきます。でも、チャコが来てからは泣くことが減ってきました。旅立っていった子たちもチャコも私の大事な相棒です。
今の私の目標。チャコが前の家族と暮らしていたのは8ヶ月間。その期間を超えた時、しっかりと信頼関係が作れているといいなぁ・・・です。焦らず、ゆっくり、いい関係を作っていきたいです。

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