昨日、11月27日はクマの命日でした。

昨年、約19年の犬生を全うし旅立っていきました。
クマが実家にやって来たのは、確か寒い2月。誰かが置いていったのか、自分で迷いこんで来たのか、ガレージでちょこんと座ってました。

じじばばはスキーへ行って留守。私が当時いたワンコの散歩で実家へ来た時に見つけました。
一晩経ってもガレージから離れずいるので、「まぁ、ウチで飼うか~」と、実家で飼うことに。
写真は随分歳をとってからのモノなので顔が白くなっちゃってるけど、昔は真っ黒でした。
で、胸の所にツキノワグマみたいな白い三日月。本当に小熊のよう。
満場一致で名前は『クマ』に決定しました。

クマは見た目は非常に体つきの均整もとれていてイケメンで、走る姿なんか本当にかっこよかった ! ・・・が、とにかく気が小さくて、怖がりで。(^_^;)
悪いことをして叱られると分かると、絶対近寄ってこない。てか、逃げる逃げる !
前ブログにも書いた
ブルなんか、叱られるって分かってても、シッポが下がり、耳もシュンってなってても「ごめんなさ~い !」って寄って来たのにね。(笑)

そんなビビリなクマ君ですが、大きな病気もせず、シニア世代に突入しても走る姿は相変わらずかっこよく、イカしたじーさん犬まっしぐらでした。
が、16,7歳くらいの時かな。失明してしまいまして。それから一気に老いていったような気がします。耳も遠くなり、痴呆の症状も出始めました。
まぁ、年を考えれば致し方ないこと。それらを受け入れ、介護するしかないよね~。
私はそんな感じで接していました。

最後の方は痴呆の症状が酷くなり、チッコ・ウンチのコントロールができなくなり、くるくる、くるくる、1日中回っている状態に。
すごく痛がりだったのに、痛みも分からなくなってきたみたいでした。
老いるとはこういうコト。見ていて「かわいそう・・・」と思ったこともあったけど。自然な流れだ、仕方がない。
ブルをあんな形で亡くしてしまったせいか、自然の流れで老いてゆくクマは幸せモノだなぁ、とも感じました。

ブルが大変な時期、あまりかまってあげられなかったのが、唯一悔いの残るところかな。
2011年 11月27日、午前8時。静かに旅立っていきました。
歴代ワンコの中で最長寿記録のクマ君。見た目はサイコーにかっこいいのに、超ヘタレなクマ君。
天晴れな犬生だったぞ !
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